365日働く母さんと起立性調節障害の息子とのブログ

働きながら起立性調節障害の息子さんと奮闘する母さんのブログです

天候に左右される起立性調節障害。

2022年2月に起立性調節障害を発症した息子。発症時息子は6年生。

この病気は天候に左右されやすいから気をつける様に主治医に言われていた。

まず気をつける様に言われたのが梅雨から夏場。

気温の上昇や雨により体調が悪くなる為気をつける様に言われた。誰でも天候が悪いと何となく調子が悪くなる、ということはあるので深くは考えずそういうものなんだな、と思っていた。

体調が悪くなるという事を心には留めていたが、梅雨時期の息子は起立性調節障害だけではなく心身症も同時に発症していた為、お天気や気温に関わらず、ずっと調子が悪かった。腹痛、頭痛、眩暈、耳鳴り、動悸、立ちくらみを毎日訴えていた。その時は心身症について私がよく理解できていなかった為、梅雨時期の天候により調子が悪いのだと思っていた。

夏休みに入り、息子のリズムで生活できる様になってから本来の自分を取り戻してきた。クーラーの中で一日中生活ができるし、だるい時はゴロゴロできるし、お腹空いた時に食べれば良いし、友達と遊びたい時に遊べるし。夏休みにゆっくり過ごせたおかげで心身症がかなり解消され、腹痛、耳鳴り、動悸、の訴えがなくなった。

夏休み明けすぐは、わりとすんなり起きれた。夏休みが明けて3日後、急に起きれなくなった。声をかけても全く反応なし。仕方がないのでそのまま仕事に行く。その時は夏休み明けに頑張って学校に行ったため疲れていたのかと思った。

色々と調べていると台風が発生すると起立性調節障害の症状が悪化するという記事を読んだ。台風により気圧が下がる。台風が発生した時点で気圧に歪みを作ってしまうらしい。上空を通過していなくても、まだ台風が遠い所で発生したばかりであっても、起立性調節障害を持っている子たちはその気圧に敏感に反応するとのことだった。その時にはじめて、気温が上昇したり低気圧がきたりすると、血管が広がり血圧が下がりやすい状態になる為起立性調節障害は調子が悪くなってしまう事が理解できた。気圧が低くなると耳の中がその事を察知して自律神経のコントロールを自然とするが、起立性調節障害は自律神経のコントロールが上手くできない為、バランスが崩れてしまうらしい。

すごく納得ができた。

台風が発生して3日ぐらいは生存確認を時々しないと心配なぐらいよく寝ていた。本人に台風が来ると体はどんな感じなのかきくと、重たくてだるくて動きたくない、とのことだった。台風が影響している事を伝えると、そういう事なのかホッとした、と言っていた。それぐらいいつもとは違う体の異常を本人は感じている事が分かった。9月に入ってから台風が次々発生している。去年までは台風が来ると学校が休みになると喜んでいた息子だが、今年は違う。ええ、また台風⁈と嫌な顔をする様になった。

台風が来ると体調が悪くなるというこの特性、何かに活かせそうだよ、と息子とはなした。